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リレーエッセイ
2007年9月

No.68 「中国ODA日記」

本田 浦子

 反日的な中国に、ODAが行われている。そんな状況がどうにも納得が出来ずにいたところ、ODA民間モニター募集の記事が目に入りました。これ幸い、一言物申したいと応募しました。モニターになるにはODAに関するクイズ解答と応募動機、帰国後の広報活動予定の提出が必要でした。クイズと事前研修から、日本もオリンピックの頃、世界銀行から借款を受けて経済発展を遂げたこと、無償と思っていた中国へのODAは9割借款であることなどを知りました。出発前から出鼻をくじかれた気がしました。とにかく、虚心坦懐、自分の目で見てみようと出発しました。

7月21日(土) 成田発空路北京へ。マスコミ露出度の高い北京大使館着。感激。内部は少々貧弱。
7月22日(日)北京発空路貴陽市へ。初めての視察先クリーン炭工場へ。大気汚染の軽減が実現できそう。
7月23日(月)貴陽発バスで施乗県へ。視察先は、少数民族の山の学校。越境入学があるほどレベルが高いとのこと。嬉しくなる。
7月24日(火)午前中は施乗県内。生活改善実施前、後の二つの地域を視察。早く改善されることを願う。午後バスで貴陽へ戻る。
7月25日(水)貴陽発空路内モンゴルへ。植林活動視察。
7月26日(木)内モンゴル。青年協力隊員の教えている学校及び植林活動視察。根気の要る仕事に頭が下がる。夕方空路北京へ
7月27日(金)北京市内。リハビリセンター視察。古い機材を大切に使っているのが、印象的。午後商務省へ。貧困地区を見てきた身には豪華な庁舎が奇異に映る。
7月28日(土)4時45分起床。北京発空路成田へ。あっという間の一週間でした。
 
 視察後の感想です。
 いたる所で日本の自治体や研究機関がさまざまな形で協力しているのが見受けられました。社会保障等の法整備もその中に含まれています。日本の社会保障制度が、どのように中国に根付くのか注目していきたいです。
 このようなODA関係者の地道な努力のお陰でしょう、私達がお会いした中国の方たちは、大変歓迎してくださり、人と人は国が違っても通じ合えるものとの思いを強くしました。

ほんだうらこ:横浜市在住。生涯現役がモットー。我が農地だけでなく地域の農村再生が夢。夢実現の資金作りにFPの知識を活かしたい。
       

 

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